先月20日に、最終回のジーンズ・刺し子ワークショップをやりました。
最後は、隆とわたしとのふたりでのワークショップで、
しずかに黙々としかし勝手知ったるふたりなので
かなりの作業効率でジーパンは繕われていきました。
最初、ワークショップをやるつもりで始めたわけではない
「ていれとつくろい」ブログ。
生活の中で形になったことを書いて、
書いたことがさらに形になって。
服の繕いもやってみては書いて、
書いてはやってみて。
そんなことを繰り返しているうちに、
ワークショップをやるまでになっていた。
ふたりで作ってきたワークショップだけれど
そういえば、一番最初のワークショップは
隆はおらず、その日はわたしひとりで開いた。
二人の人が来てくれて、
スタートした。
繕いのやり方はどんどんと進歩していった。
技術的なことの経験も積んでいったけれど、
自分で場を開くということの経験としても
わたしにとっては大きかったように思う。
最後のワークショップを終えて、
「ていれとつくろい」をやり始めたころからの
ことをちらちらと振り返ったりしてます。
わたしはこちらのブログもこれを最後に
終わりにします。
随分前からほとんど自分のブログの
更新のみとなっていたので、
大きくは変わらないのですが、
宣言するのが大事みたいのなので。
区切りをつけたく書きました。
山根澪
お知らせ
ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。
【絵日記#213】ジーンズ・刺し子ワークショップ。次回で最終回です。
次回2月20日開催のワークショップを最後に
ジーンズ・刺し子ワークショップを終了することにしました。
ワークショップはもう明後日ですがていれとつくろいメールニュースで
お送りしたものをこちらにも掲載します。
=====
2012年11月に初めての開催したジーンズ・刺し子ワークショップ。
前回までにのべ20回を開催しました。
ジーンズを繕うということは、
もう生活の一部になっているので、
もっともっと開催してきた気分です。
自分のジーンズを繕いながら、
ワークショップを開く中で、
繕うということも、
派手にということも、
広くなっていったように思います。
「そんなに派手にするの?」思うような柄に出会ったり、
「昔は繕いはかっこ悪くなかった」っていうような話を聞いたり。
そのうちに、「繕う」ということはジーンズだけのことではなく、
自分が何かを手に入れるときには頭をよぎる、
モノと私とのひとつの接点になっていきました。
「これ、使っていくとどうなるんだろう。」
「壊れたとき、直せそうかな」。
そして、去年の秋、繕うことに関してわたしの文章が書けました。
この文章を書いたあとしばらく経って、
わたしは「繕う」ということのどん突きにいることに気づきました。
「繕う」ということの、
この道をわたしはもうこれ以上先にはいけない。
今見えはじめているのは、
別の道で、
それはひとつには以前もお伝えした、
長く使いたいものを作り・販売している
CARAPACEだったりします。
一つのことのどん突きに来るなんて経験は、
わたしはあまりしたことがなかったのですが、
ワークショップに参加してくださった方々、
ワークショップを一緒に開こうといってくださった方々、
ジーンズをくださった方々、
ていれとつくろいのパートナー大谷隆のおかげで
ここまで来られたと思います。
これからわたしが「繕う」ということをやらないということではありませんが、
ジーンズ・刺し子のワークショップという道を閉じたいと思います。
最後のワークショップとなります。
ご一緒してくださる方がいれば幸いです。
長くなりましたが、
お読みいただきありがとうございます。
山根澪
=================================================
2016年2月20日(土)ジーンズ・刺し子ワークショップ@まるネコ堂
=================================================
京都府宇治市・まるネコ堂で1日のワークショップ。
詳細→ http://goo.gl/HZK9Li
登録:
投稿 (Atom)