お知らせ

ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

【絵日記#211】ジーンズ・刺し子をやっていることでお気に入りを発見してきた。

ジーンズの手術台のように見える。
ぱーちゃんジーンズ・刺し子ワークショップ〜お気に入りジーンズを手縫いで繕う〜に来てくれた。そして、ブログにそのことが少し書かれている。その中で気になった一節。
終わってみて、「お気に入りを繕った」というよりも「ぼくのジーンズが一本できた」という感じがする。
私が3年ほど前にいろいろと繕い始めたころは「お気に入り」だから繕うという感覚ではなかった。繕うことでお気に入りにしていった、お気に入りを見つけていった、ジーンズを服を自分のものにしていった感じがある。そんな時のことをワークショップで話しながら思い出していた。

「お気に入りジーンズを手縫いで繕う」は「手縫いで繕うことでお気に入りと出会う」と言い換えることができるかもしれない。

生地に触り、縫う。穿いて感触を確かめ、必要だと思えばまた縫う。そんなことをしながら服と出会いなおしてきた気がする。3年で自分の持っている服の傾向は徐々にだけど確かに変わってきた。

【絵日記#210】暖簾のような新しいカーテン。カーテンレールが要らなくなった。

猫がいるので障子は張り替えてもすぐに破られて、
お化け屋敷のようになってしまう。

カーテンは上部のヒダヒダの部分が好きになれず、
更にカーテンレールもなんとなく好きになれず、
全部取っ払ってしまった。

そしてこんなカーテンを作った。

帆布カーテン。
帆布の上下を処理し、上部にハトメをつける。
窓枠に洋折を取り付けそこから吊るすだけの簡単な作り。

開けるとこんな感じ。
開け閉めは上部のハトメのところを直接持って、
移動させる。
私は脚立が必要。

引っ掛けてるところ。
ハトメリングを取り付けて引っ掛けている。
ハトメリングの取り付けには、リングそのものの他に
専用の打棒と布に穴を開けるポンチが必要。


洋折。
これはステンレスだけど、今は真鍮のものを
買っている。
真鍮はくすんできたり、変化するのが楽しくて
長く使いたくなるから。



こんな簡単なだけど、
ちょっとした試行錯誤があって辿り着いた。


最初のモデルは暖簾。
お寿司屋さんの暖簾みたいなのを
長く窓のサイズに伸ばしたものを作った。
留めるのはハトメではなく、竹の棒に吊るしていた。
生地は着物を解いたもの。

竹の棒は取り外しが非常にめんどくさく
つけっぱなしになってしまう。
また、暖簾のように切り込みをつけたが
これがあんまり意味がなかった。
ひらひらするので外したときも
扱いにくい。

そして、生地をデニムにしたものを作った。
この時点で日除け暖簾も参考にしたので
切込みをなくした。
これは結構いい。

しかし、しばらく使って分かったが
デニムは生地が結構伸びるため
ハトメリングがとれてきてしまう。

ハンプはデニムに比べて生地がのびないので
ハトメがしっかりつく。
今のところハトメリングがとれたりもしていない。


カーテンはこれがいい。


【絵日記#209】櫛に軍配があがる。



長年髪を梳かすのはヘアブラシだった。
選んだというよりはそういうものだと思っていた。

櫛も持っていて理由は忘れたが、
祖母からもらったもので普段使わない
けれど捨てられずにずっとあった。

ヘアブラシは使っているときは嫌じゃないけど、
置いている姿がかっこ悪く、というのも
髪や埃が絡まってしまい、掃除しようとしても
簡単にはきれいにとれない。


去年見た目だけでなく、根本的に
ボロボロになってきたのでブラシを
捨てた。

そして、その櫛が洗面所に登場する。


梳かすのに問題はない。
そして、やっぱり髪もほこりも絡まる。

でも、ヘアブラシみたいに散々
複雑に絡んだりはしないのですぐに
取ることができる。

毎朝梳かすごとに櫛の掃除をさっとする。
紐を通した櫛を洗面台の鏡の横に引っ掛けて、
これは悪くないと思える。

当面、櫛を使っていこうと思う。

【絵日記#208】繕ってきて変わったこと。


ジーンズを一番よく繕ってるけど、そうじゃない服もたくさん繕っている。繕いをはじめて変わったことは、欲しくなれば高い服でも買うようになったこと。そして持ってる服が減ったこと。

自分で直して何年でも着れると判断すれば多少の額は出せるようになった。そして、欲しくなるものの単価が上がった。といっても大して高くはないんやろうけど。
何度か繕っているうちに繕いたくなる生地が見えてきて、それはやっぱりデニムなどをはじめとするそこそこタフな生地だ。そして、そのタフな生地の中でも更に欲しいと思うものは値段が高め。

持っている服が減った。これは激減。半分くらいになったのではないか。それでもコートを含めずに、衣装ケース2つ分くらいは持っている。ジーンズは4本くらいもってるけど、繕い続ければこの4本で一生暮らせるだろうと思っている。そうするとわざわざさほど好きではない服を予備としてストックしておく必要がなくなる。

そんなこんな、繕いはじめて少し好みが変わり最近はラルフローレンのシャツにジーパンがお気に入り。えらくアメリカン。
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