お知らせ

ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

【絵日記#158】ぶどうの定植会


3月20日につくだ農園のぶどうの定植会にいった。農業に関心がある職場の同僚が誘ってくれて、宇治から京都市左京区大原までぶどうを植えに。JR、バス、更にバスを乗り換えと2時間半かかるのでなかなか遠くまで来たという感じがする。

もとから人数が多いのは知っていたけど、行ってみると100人近くがぶどうを植えに集まっていてびっくりした。ぶどうの苗は緑の芽が元気に出ているわけでもないので、根っこが生えた枝という感じだった。畑では最初にぶどうの原産地や育て方について簡単にレクチャーがあり、植え方を教えてくれた。最初ぶどうを植えると話を聞いたときは、田植えのイメージがあったのか一人が何本もたくさん植えるものなんだろうと思ったけど、植えたのは2人で2本。それで満足した。

そのぶどうに名前を付けるというのもこのイベントの一部。これが結構たいへんだった。悩んだ末に「茶色の動物」という名前を付け、名札を苗にくくりつけた。名前をつけた途端、このぶどうが育たんかったらどうしようとか、無事育って欲しいとか考えはじめてしまう。これからもぶどうイベントは続くようだし、気になったらまた行ってみたい。

ぶどうに関するレクチャーもわかりやすく、実際に作業をしたこともあって、うちでもぶどうを植えてみたいと思った。ぶどうを育てるのは肥料も少なくていいし、水もあまりやらなくていいらしく、割と簡単に実がつくらしい。約20年も同じ株で育って実が採れるなんておもしろいじゃないかと思った。今日植えた品種のうちの一つのマスカットベリーAという品種が育ちやすいらしい。秋にはきっとうちで定植会。

【絵日記#157】ワークショップの糸と糸たて台



ときたま「絵」日記ではないものを書いてしまいますがご容赦を。


繕いワークショップの糸と糸たて台をリニューアル!
前のワークショップからの改善点で上がっていたものをやっと少し進めた。糸は飛騨さしこ本舗のものに統一。50種類近い色を糸巻きに巻き直すのに時間がかかっていて、さっき巻き終わった。

糸たて台は机にぺたっと置くものでなく、斜めに立てられるようなものを考えていたけど、結局安定感を考えてそのまま置くものに。パイン集積材にドリルで穴を開け、そこに木製の丸棒を短くカットしたものを挿し、表面は水性ステインでの仕上げ。前よりしっかり作れたので糸がとりやすい!



次回のワークショップからこれを持っていきます。楽しみです。

【絵日記#156】直せる安心ー日本民藝館へ②

直せるということで安心する。直せると知っていると高いものが買えたり、使い惜しみをやめれたりするんじゃないか。民藝館で展示を見て、最後にお決まりのミュージアムショップへ行った。何年か前までは買おうともう思わなかったような高い陶器や漆器が並んでいる。欲しいなーと思うものちらほら。

民藝館に展示されていた陶器には金継ぎされたものもたくさんあった。一度は壊れたが金継という修理が施された陶器の展示品を沢山見たあとに自分が家で使うかもしれない食器を探すのは面白かった。「壊れたら嫌だから結局使わないので高いもの・好きなものは買わない」と思っていたり、「高いもの・好きなものを貰ったけど壊れたら嫌だからとりあえず使わない」とほんやりと考えてしまっていたことを払拭してくれる感じがあった。

壊れても直せばええやんと思えればそういう抵抗は少なくなる。直せないと思ってたら好きなものを使うことにストレスを感じるのかもしれない。そもそも好きなものを買って使っていてもそんなに壊さないんじゃないかと思ったりしはじめた。

ええもん買って惜しげもなく使っていこう、と思った。ワクワクする気分だった。
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