お知らせ

ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

#143 絵本の楽しさ


「絵本ってうちの中で幸せのイメージがある。だから、だれかが幸せになるような絵本をいつか描きたいな」と大学生の頃に思ってから10年近く経っている。そんな絵本は描いていない。

いったい何が私を幸せにしていたのか具体的なことはわからないままだった。でも、思い返してみると私は絵本を読んですごくたくさんのことをやったんだなと気づいた。

草だんごをつくったり、河原で芋煮会をしたり、野菜はんこで遊んだり、パンを作ったり、ボードゲームを作ったり。ちょっと思いつくだけでもそれくらいのことは絵本に触発されていやっている。

絵本は「楽しそうやってみたい」って思わせるだけじゃなくて、「こうやったらできる」ということも具体的に説明してくれていた。それは、大人向けの本では書かれているような「塩大さじ1」「15分蒸す」といった説明の具体性はないんだけど、手順がイメージできて自信をもってやろうと思えた。そう思わせられるのは凄いことだ。

だから、実際にいろんなことができるようになっていった。一人ではできないことは、絵本を読んでくれた母親がいろいろと手伝ってくれていたと思う。

絵本を読んで私も弟も母親もいろんなことに挑戦して楽しかったんじゃないかなと思う。時には「そんなのできないよ」なんて思って取り組む意欲がなかった人も巻き込んだんじゃなかろうか。

出来ないって思い込んでたこと、やってみようとも思わなかったことのやり方や楽しさを伝えて、誰かに「やりたい。やってみよう。よしやるぞ!」って思ってもらえたら嬉しい。自分がそうさせられたときの感覚が大好きだから。絵本は何度も何度も私をそういう気持ちにさせた。

私もそんな絵本描けたらなーと思う。

#142 繕いジーンズ



絵日記ではなく写真日記ですが・・・

「お気に入りジーンズを手縫いで繕うワークショップ」の参考になればと今まで繕ったジーンズの写真をとりました。


割とどんな色の糸でも合ってしまうのがジーンズの凄いところ。いろんな色を使ってカラフルに仕上げてみたり、単色で柄のようにしてみたり楽しんでます。

写真ではわかりませんが薄くなった膝の部分には裏側から当て布をして、ちゃんと着続けられるように工夫をして繕ってます。

そんな感じでワークショップ準備着々と進んでいます!


#141 「お気に入りジーンズを手縫いで繕うワークショップ」

 


「お気に入りジーンズを手縫いで繕うワークショップ」を開催します!

このブログでもちょくちょく繕いのことを書いてきましたが、ついに繕いワークショップをやります!
「お気に入りジーンズ」を色とりどりの糸を使い直すワークショップです。

是非お越しください!

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お気に入りの服ほど使い込んでボロボロになってしまう。
すれて、薄くなってしまっても着続けたい。
そんな服を直すワークショップです。
破れたことが分からないように直すのではなく、
逆に目立たせて、破れるまで着込んだお気に入りだってことがわかるつくろいをします。
カラフルな糸で彩りあざやかなつくろい。また楽しんで着れるように。

日程:1110日(土) 13:30-16:30
場所:東山いきいき市民活動センター
参加費:2000円(材料費込)
持ち物:つくろいたいジーンズ
    (針・鋏・糸・あて布などはこちらで用意しております。
     使いたいあて布などあればお持ちください。)
対象:お気に入りの服を自分で直して着続けたい人

【プログラム】
13:30ー13:40 見本を見ながらの全体説明
13:40ー14:10 縫い方・あて布つけ方説明
14:10ー16:15 つくろい
16:15ー16:30 作品発表・ふりかえり

【申し込み先・連絡先】
山根美緒
080−3841−6195
mio.yamane@gmail.com

【プロフィール】
主催・山根美緒
長く使える物、修理して使いつづけられる道具が好き。すり切れた服も気持よく着たいと思い服のつくろいを始める。かっこよく繕えるように糸の色や素材などを試行錯誤を続けている。1985年生まれ。京都府宇治市在住。京都市立芸術大学美術研究科中退。

#140 ソファーも繕った

枠が木製でクッションが布のソファーを繕った。布の部分が破れて綿(わた)が飛び出してしまっていたのでその部分にジーンズを当てた。

穴はしばらく開いたままになっていて、そのため少しずつ裂け目が広がり中の綿もボロボロになっていたのがピッタっと止まったようだった。破れていることを時々気にしながら使っていたが、もうそんな心配もしない。

あて布にしたジーンズは前にもらったがサイズが合わずにあまり着ていなかったもので、その糸を解いて布状にして使い、そしてその解いた糸を使い縫った。針は真っすぐのものでは縫えないので、半円状に曲がっているマットレス針というものを使う。

ブランケットステッチで一針一針縫っていった。ジーンズは分厚く硬い布なので割とすぐに指が疲れたり、針を押している部分が疲れてくる。何日間かにわかって縫い上げた。

もう完成させてから1ヶ月くらい経った。ソファーの繕いは初めてだったけど気持よく使えている。
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