枠が木製でクッションが布のソファーを繕った。布の部分が破れて綿(わた)が飛び出してしまっていたのでその部分にジーンズを当てた。
穴はしばらく開いたままになっていて、そのため少しずつ裂け目が広がり中の綿もボロボロになっていたのがピッタっと止まったようだった。破れていることを時々気にしながら使っていたが、もうそんな心配もしない。
あて布にしたジーンズは前にもらったがサイズが合わずにあまり着ていなかったもので、その糸を解いて布状にして使い、そしてその解いた糸を使い縫った。針は真っすぐのものでは縫えないので、半円状に曲がっているマットレス針というものを使う。
ブランケットステッチで一針一針縫っていった。ジーンズは分厚く硬い布なので割とすぐに指が疲れたり、針を押している部分が疲れてくる。何日間かにわかって縫い上げた。
もう完成させてから1ヶ月くらい経った。ソファーの繕いは初めてだったけど気持よく使えている。