お知らせ

ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

【絵日記#192】大切にできる量

繕わないといけなくなるまで履いた長い時間があり、
繕うことで、これからまたともに過ごす時間が生まれる。


前回のジーンズ・刺し子ワークショップをやろうと誘ってくれたなっちゃんと一緒に、
手縫いで甚平作りをしています。

「たくさんものがあってすべてを大切に扱うことができるんだろうか?」
と、作業中ふと気になって口にすると。

「大切に出来る量を考えないとね。」
となっちゃんが言いました。


なんでもかんでも大切に扱うというところではなく、
どれくらいのものを自分が大切に扱うことができるか
考えていくというのが新鮮でした。

大切にするというこは、そのものと関わっていくこと。
だから、限られた時間の中で自分が大切にできる量には
限度があるんだなと思いました。


たーくさんものがあって、それを押入れにしまいこんで、
「大切にとってあります。」
って違和感があります。
いや、自分でも言っていたんですが。
でも、ほってるだけじゃないのか、と。

場所があって押入れに入れているのは悪いことだとは思っていません。
でも、自分が大切にしているかというとそういう感じがしませんでした。

せいぜいできることは(実際に来るかはわからない)来たるべきそれを使う日のために、
適切に保管することです。


何かを大切にしているというのは、
実際にそのものを使っている時間だったり、
そのものを考える時間だったり、そういうことだなと思いました。

自分の時間は限られているんだから、
そんなに多くのものを大切に扱えるわけがない。
だから自分が扱うものの量とか
自分が何を大切に扱っていきたいか考えないといけないんだと、
うっすら考えてきたことが言葉になって出てきた感じがしました。


多くのものを大切にしなければいけないと、
強く思ってましたが、
最近それはちょっとずつ減ってきました。
たまたま身の回りにあった、
ちょっと気に入らないものを無理に使って、
身を削ることもないじゃないかと思っています。

大切にしたいものを見つけられることがすごく気持ちいいことなんだな。
どちらかというとそっちを見ていきたいです。


とはいっても、
染み付いたもったいない精神が好きなものを見つけるのを
邪魔しにやってきたりします。



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とうとう絵も写真もない絵日記になってしまいました。

追記:翌日に写真を追加しました。

【絵日記#191】ブランケットステッチ写真集

またもや絵日記ではなく写真です。

ジーンズ・刺し子ワークショップの作品の写真をちゃんとまとめた形でアップしていきたいなーと考え始めました。
ワークショップでの作品、私が作ったものの両方を最終的にはホームページにと思ってます。

どんな感じで載せようか考え中です。
まずはブランケットステッチのをここに。

ブランケットステッチは単純な縫い方と思ってました。
確かに単純なんですが、それでもいろいろ工夫できるところがあって自分では思いつかなかったやり方にワークショップに参加された方に気付かされたりします。

最近は、同じ場所を違う色の糸で2回縫うなんていうのがおもしろかったです。



細かいステッチでしっかり。


上と同じジーンズの後ろ側。


股のところ。擦り切れてきたのでやってみた。


履くとこんな感じ。



2色重ねて。ちょっと放射状にしてあるのも面白い。

2色で、ステッチ幅を変えて縫う。


ベルトループも。


糸の色が途中で変わる段染め糸で。


【絵日記#190】ジーンズの厚み

自立するジーンズ。

ジーンズがいつできたか、どんな風に発展してきたか、そんなことを書いてある「完本ブルージーンズ」 (出石尚三著)という本を読んでいる。

第二次世界大戦中、アメリカにおいて製品作りに関して戦時製品監督局の規制があったそうだが、、ジーンズに関しては、生地の節約のためにズボンの太さを制限したり、おしりのポケットのステッチに糸を使うことは不要だとされたりした。

更に、リーバイス社は生地をもっと薄いものにするようにとも求められたけれど、

しかしそれは実際に着用し、労働することになったら、破れやすい。これでは逆効果というものではないか。(pp148)

と、この規制をかけることに反対し、この説得に成功したそうだ。
生地はなんと薄くなるどころか今までよりも重いものになったというからびっくり。

確かに、節約、節約と切り詰めてると、そもそも用を足せてなかったり、なんか使いにくかったりってことは何度も経験している。

リーバイスはいろんな制限に応じだようだけれど、丈夫な作業着というジーンズの核になる部分が揺らいでしまうと、ここだけは譲らなかったのかなと思いました。なんかそういうのはかっこええなと思います。


今のジーンズは60年前のもっと労働が過酷であった時と比べると全体的に薄くなっているけど、以前ジーンズ・刺し子ワークショップをした時に、昔のジーンズは脱いでもその形のまま立っていたくらい固かったと聞いたことがあります。

そんな、ジーンズ一度見てみたいです。




【絵日記#189】ジーンズカルテ始めます。




ていれとつくろいでは要らなくなったジーンズを集めています。
これまでも、何本ものジーンズを頂き、ワークショップのサンプルやリメイクを行ってきました。


ただ今までは誰に何本いただいたくらいの記録しかとっていなかったため、もらった時点でどんなジーンズだったのか、その後私がどう使ったのか途中でわからなくなっていました。

そこで、1本1本もらった時点でどんなジーンズだったか、そしてその後ていれとつくろいでどうやって使ったかという記録を取る「ジーンズカルテ」を作成することにしました。そうすると「なんのジーンズだったかわかんないけど、とりあえず今はこれを使おう」みたいなのもなくなるし、繕い方や使い方などもっとジーンズそれぞれにあった方法を分析できるだろうと思っています。

それと、これは今日初めて記録を取っていて思ったんですが、もらった時点での記録を残しておくのはなんとなく気分がいいです。使い込んだジーンズは色落ちしてたり、穴が開いていたり、履いていた人の痕跡が現れていて、もうそれだけでその人の作品って思う時があります。その状態を少しでも残しておけるからかもしれません。

【絵日記#188】Dieselのジーンズ


この1年ほど服を買うとなるともっぱら古着屋に行きます。なんで古着なのかというと、安心して買えるから。誰かが何年も着込んだもの、着込まれてもなおかっこいいと思うと安心して買えます。この服は使うとかっこ悪くなるんじゃなくて、かっこよくなるんだなと思うと買いたくなります。

よく行くのはJAMという大阪の古着屋さんです。古着は安心して買えると言ったところなんですが、このお店は新品も置いていて、それも買うときがあります。今日のは新品ではないようですが、ほとんど使用感のないジーンズを買ってきました。このお店のものなら着込んでいって楽しいだろう、そう思っているところがあります。

それに、ジーンズは新品じゃなくても、履くほどのかっこよくなると信頼しています。生地やメーカーを見て、これだったらずっと履いていきたいって感じがわかるから。だから安心して買える。使うほどにかっこよくなると知っているものはジーンズじゃなくても安心して買えます。

今日買ったのはDieselというイタリアのブランドのジーンズです。リーバイスのが買ってみたいなと思って行ったのですが、しっかりした生地でサイズがあったので悩んだ末買ってきました。履いていくのが楽しみです。

【絵日記#187】ジーンズ・刺し子・ワークショップ準備進めてます。

「水紋」。同心円模様で繕い。アレンジによっては花火のように。


今回は、サンプルを増量!写真の他にも三角や四角の柄を新しく作りました。

どんな柄によってどんな雰囲気になるか、糸の感じなども見やすくなったと思います。

サンプルの柄が縫いやすいように今回から布に線を引くためのテンプレートも準備。きっちり先が引けるとやっぱり出来上がりがきれいです。

着々と準備はすすんでいます。来週が楽しみです。
また、絵がない「絵日記」になっちゃいました・・・



「直線」。縫う量が比較的多いので時間はかかりますが、布がしっかりして気持ちいい。

【絵日記#186】久々のジーンズ・刺し子・ワークショップ

HPの方で告知を始めましたが、久しぶりに2014年8月30日(土)ジーンズ・刺し子ワークショップをやります!


ワークショップで使う刺し子糸

ブランケットステッチサンプル

今、新しくサンプルの制作をしたりなど準備を進めているところです。HPには載せてなかったのですが、メールでお知らせを送ったときの案内文をここに載せようと思います。久しぶりなので、ワークショップをはじめた理由などを思い返していました。
お時間あえば是非お越しください。

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何でこのワークショップをしようと思ったのか、久々に思い返してみました。


服というのは着ているとどうしても擦れて、穴があいてしまう。しかもお気に入りのものほど早く擦れていってしまいなんとかしたい。


繕いものって長いことやってきたけどちょっと隠すべきもので、かっこいいとは思っていませんでした。でも、なんで隠してるんだ?かっこよくやればええやんやし、そこまで履いてきたってことは好きなジーンズやんか。破れたことも含めて隠すことなんかないし、新品のときよりも「使って繕うこと」魅力は増えている!とあえて派手な色の糸で繕うことを始めました。


繕ってまた履ける喜びももちろんのこと、もくもくと作業をすることが楽しかったり、一針、一針縫うことで今まで考えなかった生地のことが見えてきたり。ただ身にまとっていたときと、服の見え方が変わってきました。そんなことの面白さが伝わればと思います。よろしければお越しください。


■■【8月30日(土)】「ジーンズ・刺し子ワークショップ~お気に入りジーンズを手縫いで繕う~」@「和望(わぼう)」■■
秋に向け少し薄くなったり破れてしまったジーンズを刺し子で繕いませんか?
会場は京都清水寺近くランプシェードと雑貨のお店「和望」です。様々な形・色
のランプシェードのほかフェアトレード商品や手作りの雑貨が並んでいます。お
店の方も是非御覧ください。

日程:2014年8月30日(土) 13:30-17:00(13:15受付)
参加費:3,000円(材料費込)
持ち物:繕いたいジーンズ(1本)
対象:お気に入りのジーンズを自分で直して着続けたい人
定員:4名
場所:和望 2階
 (1階がお店になっています。店内より2階にお上がりください。)
 〒605-0826 京都府京都市東山区清水3丁目323-4
 (京阪「祇園四条駅」「清水五条」、阪急「河原町駅」より徒歩20分。
JR「京都駅」、近鉄「京都駅」、京阪「祇園四条駅」、阪急「河原町駅」より市バス「清水道」下車東へ徒歩5分)


Google map → https://goo.gl/maps/ShIh7


申込:要申込み。HP申込みフォームにてお申込ください。
 


■プログラム(予定)
全体説明
ブランケットステッチ
あて布つけ
刺し子
ふりかえり


【お知らせ】「ていれとつくろい」では要らなくなったジーンズを集めています!
ワークショップで刺し子をするのもとは別に、要らなくなったジーンズを持って
らっしゃる方は、譲っていただけると幸いです。リメイクやワークショップ見本
など、大切に使います!
ワークショップ当日にお持ちください。

【絵日記#185】ゆるやかな庭のていれ


この家の庭をいじり始めてもう4年近くになるけれど、あまり庭の管理がうまいなと思ったことはなかった。すっきりとまとまった菜園にしようという目標があるのに、それらしくできない。


草引きはきれいに取り尽くそうとまでは思えないのであちこちに残る、畝を立てるのも「ちょっとこのへんに植える目印があればいいだろう」くらいの気分でやるから中途半端。かといって、全く放っておきたいわけではなく、中途半端な草引き、畝立てをやり続け、それなりに野菜を植え続け、それなりに収穫はあるにも関わらず、「ちゃんとできないのがいやー!」と思うことがあった。


そんな庭が好きになって来たのはこの春のこと。庭で勝手に生えてくる食べれる野菜の種類が増えていたことに気づいたのがきっかけだった。どうやら中途半端が功を奏したようで、毎年種を落としたり、根っこが残ってたりでいろいろ生えてくるようになったようだ。


そんな食べれる植物は今のところ以下の14種類。


ヨモギ、ユキノシタ、フキ、フキノトウ、スギナ、しそ、赤紫蘇、ルッコラ、どくだみ、ローズマリー、レモンバーム、ペッパーミント、じゃがいも、ツワブキ。(4年前生えていたことをに思い出せるのはこのうち7種類)

雑草も多いしどれが意図して植えたものなのかわかりにくい。雑誌や本で紹介される菜園とはかなり違う。でも、比較的ゆるやかなていれでは、一度植えた草花が次の年生えてきたり、生えてこなくてそわそわしたり、そんなことを楽しむことができる。思い返すと実は、種を落とすまではほとんど枯れてても抜かないようにしたりしていたていた。それじゃ、すっきりした菜園ができないのはあたりまえだ。でも、こういう庭でいい、このやり方がいいと納得がいってきた。




おまけ
本日引っこ抜いたというか掘りあげた木の根っこです。長いこと放置していた切り株を抜いて、冬になったらここにぶどうを植えようと思いました。
逆さにしたらオブジェみたいです



【絵日記#184】テイクフリーステーション



うちで要らなくなったものを「ご自由にお持ちください」と書いた箱にいれて家の前に置いている。これが我が家の「テイクフリーステーション」。

始めてからもう2年以上になるんじゃないか。最初に緊張しながらも誰か使う人がいるなら持っていって欲しい、とそこに置いたのはプラスチックのピクニックセット。その日のうちになくなったのが嬉しかった。それから、家具、文具、食器や小物といろんなものを置いた。

置いていると半分以上のものは誰かが持っていく。しばらく置いてても持って行かれないものはゴミに出す。

ほとんどの場合は誰が持っていったかわからない。近所付き合いもあまりしてないから、持っていく人もどんな人のものだったかよくわからないと思う。それが気軽でいいところ。誰かにプレゼントするわけでもないから、要らないけれど壊れているわけでもないものをそこに置く。持っていく人も欲しいものがあればその時には持っていくだけで、持っていっても要らないと思えばすぐに捨てることができると思う。たまに持っていったことを教えてくれる人がいて、それはもちろん嬉しい。

最初は、持っていってある程度は使って欲しいと思った。でも、だんだんとそういう気持ちは薄くなりつつある。誰かが持っていってくれるだけで満足感がある、というか救われる。持っていってくれる人の存在で「テイクフリーステーション」は断続的に2年も続いてきた。

「ありがとう」なんて言われることもあるけど、持っていってもらえるのは本当にありがたい。直接のやりとりがないから気楽で、でもやっていると嬉しい「テイクフリーステーション」。まだしばらくは続きそう。

【絵日記 #183】ゆっくり作られる萬福寺の壁


うちの近所には萬福寺というお寺があって、この辺にくるまでは知りもしなかったが結構有名なお寺らしい。「黄檗に住んでます」と言ってもピンとこなくても、「萬福寺という寺の近く」というと分かってくれたりするのでびっくりする。

今日も萬福寺の前を買い物の途中に通った。

正面の門の周りの壁を工事していた。この壁なんだかずーっと工事している。最初は正面右手から始まり、今は左手をやっている。

いつからやってるんだろう。ちゃんとは覚えてないけど結構寒い時期から。

通る度にいつもやっていて、ほんとにずーっとやってる。
作業自体はそんなにしてないのかもしれない。今日も人はいなかった。土でできた壁なので乾かしたり、いろいろ時間がかかるんかな。

ずーっと、ずーっと工事中。

「いつまでやろうんだろう。何をやってるんだろう。」と思いながら、ゆっくりゆっくり進んでいくのがなんだか悪くない。

ずーっと、ずーっと工事中。

時々、近寄って見てしまう。工事が終わった右手側は真っ白いきれいな壁になっている。こんなに壁を作るのに時間をかける人がいた、ということにびっくりする。

【絵日記 #182】自分が持ってるものが自分


家電や服のリスト(絵日記#180#181)をブログに載せようと思ったときに、数えたり、分類すること、リスト化していくことにワクワクした。でも、途中からだんだん後ろめたいような気分になってきた。家電のときはメーカーや型番まで載せようかと考えたけど、最終的にはぼんやりとした分類になった。リストはなんとなく面白みに欠ける。


このリストからは私がどんな選択をする人なのかわからない。例えば「ミシン 2(台)」はJUKI本縫いミシンDDL 9000BJUKI ジューキ 1本針3本糸差動送り付きオーバーロックミシン MO-03Dだ。「冷蔵庫 1(台)」はハイアール 106L 2ドア冷蔵庫


こんな情報から何を読み取るかは人それぞれだけど、「わざわざそんなミシンを買う人」であったり、「なんでその冷蔵庫にしたんだろ?」とか考えることができる。


リストに型番などを書かなかった理由は多分こういう細かい情報から読み取れることをこと隠しておきたかったからだと思う。


そんなことを考えている時に、河井寛次郎「火の誓い」を読んだ。ものとそれを買った人の関係について書いてある。ちょっと引用。


もの買って来る 自分買って来る

もしか自分以外のものを買って来た人があったなら、自分はその人を見たい。人は言うであろう。嫌だったけれど仕方がなかったから買ったのだ。こんなものは自分のものでも何でもないのだと。しかしその人は仕方がないという自分以外の何を買って来たのだろう。(『火の誓い』p230)


家にあるものが何なのか具体的には言いたくなくなったのは、ちょっと「仕方ない」自分を隠しておきたくなったから。隠すこと自体はともかくとして、家の中のものを好きなものとそうでもないものに分けて、好きなものは自分です(自分らしい)と言い、そうでもないものは自分ではありません(自分らしくない)と思い込んでしまったら危険な感じがする。自分の一部を自分でないと言っているから。でも隠すことは、そういうことを助長しそうな気がして、そういう意味ではやっぱり危険だと思う。

仕方がない部分を自分自身だときちんと認識すれば、自分の関与できる範囲がアメーバのようにびよーんと広がる感覚がある。自分自身は変えれる余地がある。



【絵日記 #181】服カウントアップ



家電を数えると、他のものも数えたくなった。今日は服を数えてみる。私は服をどれくらいもっているのか。

こないだ、ラジオを聞いていてDJが「もったいない」について面白いことを言っていた。もったいないからものが捨てれないというけど、要らないものを持っていると要るものとか好きなものが埋もれてしまう。そうなってしまう方がもったいないんじゃないか、というようなことだった。

今日は服を数えながら10点以上を手放すことを決めた。ずっと服には無頓着にしてきたから要らない服がたくさんある。ちょっと気に入らなくても貰ってしまい着てないものとか。着てても実は好きではないものとか。

1年ほど前から考えて服を買うようにもなった。減らしたり、足したりしながら適正を探していこう。やっと服に興味を持ち始めた。

【5月24日の服の数】
・トップス 39
・スカート 6
・ズボン10
・ベルト 2
・パジャマ 7
・ジャケット 5
・下着 41
・さむえ 2
・ゆかた 2
・着物 2
・手袋 1
・マフラー 2
・つなぎ 1
・スーツ 1
・レインコート 1
・帽子 1
・ワンピース 2

計125点

【絵日記 #180】家電カウントアップ



ものを減らしていくと、延長コードの余りが目につくようになった。そして、子猫が感電しにくいようにと2部屋のコンセント計8口を養生したがコンセントなくて困るなんてことは今のところない。家電が減ったからか。


一体家にはどれくらい電気で動くものがあるのか気になったので数えてみることにした。常に使っているものも、長年使ってないものも、借り物も、今あるものをとにかく数える。


どこまで数えるのか迷ったけど、ケーブル類やSDカードなどは数えないことにした。直接プラグを挿して使うもの、充電するもの、一応電池で動くものも数えてみた。



【玄関】
・扇風機 1
・電動ドリル(充電) 2
・照明 1


【トイレ】
・照明 1 
・バスポンプ 1
・トイレ 1


【キッチン・図書室】
・スピーカー 1
・冷蔵庫 1
・iPhone (充電)1
・ルーター(?) 1
・ワイアレス飛ばす機械 1
・コーヒーミル 1
・照明 5
・換気扇 1
・精米機 1
・はんだごて 1
・インパクトドライバー(充電) 1
・アイロン 1
・ペンライト(電池)1
・パソコン(充電) 2
・e-mobile端末(充電) 1
・PHS(充電) 1
・エアコン 1
・電卓(太陽電池) 1
・照明ストック 6
・パン焼き機 1
・量り(電池)1


【風呂・洗面所】
・照明 2
・換気扇 1
・バスポンプ 1
・洗濯機 1
・ガス給湯器 1


【工房】
・照明 2
・ミシン 2
・ディスクグラインダー 1
・電気カンナ 1
・電気のこぎり 1
・トレスボックス 1


【外】
・照明 3


【和室】
・照明 2
・エアコン 1


【洋室】
・スウィッチングハブ 1
・MP3レコーダー 2(それぞれ充電・電池)
・電卓(太陽電池)1
・懐中時計(電池)1
・モデム(?)1
・ルーター(?)1
・パソコン (充電)
・ハードディスク 1
・電子辞書 (電池)1
・照明 2
・灯油ファンヒーター 1
・プリンタ 2
・カメラ (充電)
・ビデオカメラ (充電)
・バッテリー (充電)


【廊下・階段】
・照明 3 


■合計 109点


なかなか分類して数えるのって難しい。蛍光灯のストックを数えるのか迷ったけど一応いれることに。数え漏れているのがあるかもしれないけど堂々の100点超え。いろいろ減らしたつもりやったし、こんなにあると思わなかった。

長年、使ってないものは少ない。ハンダゴテ、MP3レコーダー(電池の方)、トレスボックス、電子辞書、懐中時計とかかな。電子辞書を手放そうと思う。紙の立派な辞書もあることやし。レコーダーと懐中時計はどうしようか迷い中。

【絵日記 #179】住宅は展示スペース


整理整頓とか、上手な収納みたいなことがめっぽう苦手。でも、散らかってるのは嫌いだった。そんなときどうしていたかというと、押入れにとりあえず入れていた。しかし、整理整頓できないから、押入れの中は散らかっていた。散らかりを隠していただけ。

今、この家には押入れと呼べるようなものはほとんどない。押入れの扉は外してしまった。戸棚の扉もほとんど外された。押入れに入れたって散らかっているのが丸見えだ。隠すスペースはないので、どうしようもなくてそのまま部屋が散らかってたりする。

でも、部屋が散らかってても別にそれでいい。そうなっているとなんとかしようとという気になり、整理整頓できないなりにどうしたら心地いいのか考えるようになってきた。

なかなかいい手が浮かばないこともあり結構長いこと散らかり続けたりする。でも、散らかりが見えてるのでやっぱりなんとかしようとは思い続ける。そしたらそのうちちょっとづつ使いやすい配置や見栄えのいい置き方を考えていく。

押入れに入れていた頃は、臭い物には蓋をという気分だったんだろう。飾るのも下手、収納するのも下手。そのとき、まさに使っているもの以外はやっかいもの。

押入れのない家では全て見えているから、全てのものが展示中だ。今あるものをどうやって置くかだけでなく、そもそもどんなものを持ちたいのかを考え始める。持っているものの一つひとつが、使っているとき以外は収納されてしまうものではなく、使っていないときもこの家に展示されるものとなった。
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