家に自転車が2台は必要ないということになり、
1台を手放そうかと思った。
そしたら、京都市内に数人で借りている
アパートに置こうかという話になり
そこに持っていくことに決めた。
数日後、宇治の自宅からアパートに乗って行こうか迷い、
寒いし今日はそれはやめた、と思い結局電車で向かう。
アパートに向かう途中に用事があり、
用事を済ませた後、アパートで何をするか、そういうこと
決めてなかったので予定らしき予定がなかった。
用事がすんなり片付かず、三条近くのアパートから出町柳に
向かうことになる。
自転車があればチャチャッと行って用事を片付けられたのに
と思いながら、一緒にいたパートナーの隆と歩いて出町柳に向かう。
ちょっとした散歩がちょっと楽しい。
この道は寒い、川沿いは日向で暖かい
そんなことを話した。
そして、用事を済ませまた戻ってくる。
自転車があれば、さっさと用事が片付けられるように
自転車に乗って一人でアパートから出町柳に出かけただろう。
帰り道そんなことがふっと頭をよぎり、
自転車がなくて楽しかったなと思った。
自転車に乗ると早く移動することしか考えられなくて、
単に移動する作業をしてる感じがする。
もし、一人で自転車で出かけたいたら、
「用事を済ませて早く帰りたいな」
と思っていたかもしれない。
歩いていた時間は用事へ向かう途中、
というよりも単に歩いていた時間だった。