お知らせ

ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

#66 初めての繕い


昨日に引き続き今日も針と指ぬきを買いに出かけた。少し大きめの手芸屋まで行くと、刺しゅう針と指ぬきも売っていた。スティッチ用と書いてあった糸も買ってみた。

「繕いノート」という本を見たときに、シャツやジャケットの袖口を繕いができるとわかったのでまずやってみることにした。この本にはどんなものが繕えるのか、繕うとどうなるのか写真付きで載っており、繕いのイメージがわく。それに必要な縫い方が最後に紹介されているのでやってみようと思えた。すべて手縫いでのやりかたが書いてあるところも、ミシンを持ってない私としては魅力的だった。

ブランケットステッチですり切れたコートの袖口を縫っていった。生地が補修されて強くなっていく様子が手に取るようにわかるのが楽しい。繕いのあとが目に見えて、一針一針に満足感がある。繕う前よりこのコートを着たいと思うようになった。

繕った跡は目につくところに派手に残っているのにみすぼらしさなんかこれっぽっちもなく、むしろ誇らしい。機能が長続きするように、それに糸の色が合うように考えて繕ったからだろう。こんなに楽しい繕いは初めて。
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