「機械を使うのには罪悪感がある」と言われ、確かにそうだと思った。「お金を儲ける罪悪感」に似てるかなと思う。機械を使うことやお金を儲けることはなんら悪いことはないのに罪悪感がある。
例えば、洗濯機や食器洗い機を使うことに罪悪感があると思う。普段は気にしていなくても、皿くらい手で洗えばいいとたまに思ったり。誰かが手洗いしていると聞くと自分が悪いことをしているかのように思ってしまったり。電気を消費するからダメとか、楽しようとしたりするのがダメとか思ってるんだろう。実際には、機械を使うほうが光熱費は安くなったりするし、楽なことは全く悪いことではないのに。電動工具ばかり使っていた時期があるので、手動工具を使っている人を見るとなんとなくソワソワしてしまう。それが罪悪感だと指摘されると府に落ちてしまった。
手洗いしている人も、手動工具を使う人も電気製品を否定しているわけでもなんでもないのにそんなふうに思ってしまっていたのは不思議だった。その目的にかなっていれば電動でも手動でもいいはずだ。