「京都わくわくまちあるきツアー@東山」という京都市東山いきいき市民活動センターの東山を歩くイベントに参加してきた。その日は「京都の陶芸文化と祇園南側散策ツアー」というテーマで東山の白川辰巳神社、切通し、吉井勇歌碑、六波羅蜜寺、建仁寺などをまわり最後に河井寛次郎記念館に着くというコースだった。
大阪で育ち、その後も京都に住んでるので、ちょくちょく来ていた「京都」だったがここ1-2年は京都を全然知らなかったなと思うことの連続だ。今日行った地域も全然行ったことのない場所がほとんど。何度も通ったことのある通りから、一筋違っただけでぜんぜん違う雰囲気が漂っている。「普段の観光では歩かないまちの魅力を再発見してみませんか。」という謳い文句そのままに魅力を感じていた。
去年、網野善彦の本を読んでから京都のイメージが変わり始めた。今まで持っていたいわゆる「京都」というイメージの傍らに非人が暮らした河原の姿などが並んで浮かぶようになってきた。