今年二月の末に買った「伊賀土楽鍋・織部釜」でご飯を炊き続けてます。今日も明日のお弁当のために八合を炊飯。この御釜でご飯を炊くと音が面白い。沸騰する前からごろごろと音が聞こえてくる。そろそろ沸くんかな、まだかいなとか音を聞いてると考える。音が聞こえ始めてもまだ暫らくは湧いてくれないって知ってるのに。
蓋が重いから中の圧力が結構上がってるんだと思う。一度沸騰前に我慢できなくなって蓋をずらすと、思いもよらぬ勢いで蒸気が上がってきてびっくりした。
二ヶ月ほど使って、木の蓋は大分変化した。木の水分がとんでいってるのか木目が浮き出てきた。色も最初の白木の頼りなさがぬけ少し茶色が濃くなってきた。御釜の方もコンロで焼かれている底の色が変わってきた。貫入はまだ見えてこない。これからどうなっていくんやろう。楽しみ。