100円で買ったコップが大事にできないで1万円のお椀が大事にできるのは何でなの、とかペットボトルは捨てれるのにステンレスのボトルはそう簡単には捨てれないのはなんでなの、と思った。今までは安く買ったものは直そうともしないし大事にできないから値段も高く高品質なものをと思ってたけど、値段が安いから大事にできないってちょっと変だ。
誰かが付けた値段によって自分がそのものの価値を何年も引きずってしまうっておかしなことやなあって今更ながらに思った。1000円のユニクロのTシャツでも、好きになってしまい繕ってまで着たいと思ったりすることがある。今まではそういう気持ちを大事にできないところがあったが、存分に大事にしてやろうと思えてきた。
手仕事の高い技術によって作られたものはやっぱりすごいなと思うし、使い勝手のいい道具も多いから大事なりやすいとは思う。でも、安くても大量生産品でも好きなものは好きだし直してでもずっと大事に使いたいようなものはある。