お知らせ

ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

#32 見える機能



久しぶりにおひつの話。もうおひつを使うことにはすっかり馴染んでしまった。使い始めて約2ヶ月。表面は黒くなったりしはじめ、木の新しさは消えてきた。使う前に湿らそうとか、くっついたらやだなとかいう心配はない。最初は変化が大きいので楽しさと心配といろいろあり、毎日おひつのことを考えて使っていたが、今では美味しいご飯を食べたいと思いながらたんたんと使っている。

おひつは3日ほど乾かなかったりするから使えないときもある。その時に使える時よりもおひつのことを考えたりする。ご飯を炊く調理器具がないといった感じ。

すっかり乾燥させたおひつにごはんを入れるとごはんの蒸気を吸い取りじっとりと濡れていく。蒸気が直撃する蓋は、濡れているが全て吸いきれないのか少し水滴が残る。余分な水分を吸い取るというおひつの機能が一目瞭然なのがいい。機能がよくわかるというのは道具の好きな要素の一つだ。だから、おひつのことをある程度理解してしまえば心配なく使えるし、もし調子がわるくなればすぐに分かるだろうと思う。
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