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ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

#59 心強い箸

竹の箸の力強さが好きだ。うちでは手作りの竹の箸を使っている。熱にも強く食器洗い機で洗ってもへこたれもせずどんどん強くなっていくようだ。これだと箸を買い換えるなんてことはほとんど考えない。

箸もみすぼらしくなってしまうため思わず使い惜しみしてしまいたくなる道具の一つだった。暫く使い塗装が剥がれてくると、「そろそろ買い換えないと」と誰かが言い出すなと分かってくる。自分でもそう思っていた。そうなると箸を使うのが嫌になっていた。使い捨てでない箸を使っているつもりだったのに、使い捨てているような気になる。

この竹の箸は丈夫で長持ちしそうだ。表面に何も塗られていないが、毎日使うことによってより塗装されたかのような艶が出て、どんどん使っていきたいものへと変化していく。反ったりもせず真っ直ぐなまま。竹という素材が用途にあっているんだろうと思う。長く使っていける安心感がある。塗りの箸も調べてみたところ、20−30年は塗が剥げずに持つものもあるし、修理ができるものもある。

箸にはとても頼っているし、使い惜しみなんていう余計なことを考えなくていいだけでありがたい。
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