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ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

#41 蕎麦のかっこよさ


蕎麦を打てるのはかっこいいというイメージがずっとあった。なぜだろう?うどんを打つよりかっこいい。そもそもうどんと蕎麦を同じようなものとして考えるのが間違ってるのかもしれないと思いつつも釈然としないところがあった。

最近蕎麦をよく打つようになって蕎麦の方が繊細であるということがわかってきた。ちょっとした手順の間違で麺は繋がらない。蕎麦粉によって繋がりやすさも違うし、水の量もかなり変わる。この水の量を間違えると繋がらない。生地を伸ばすのも手早くしなければ乾いてしまう。そういうことにひとつひとつに細かに配慮しないといけない。うどんであればさほど気を使わなくても繋がった麺ができあがる。水を入れすぎても、粉を足して割と簡単になんとかなる。もちろんうどんだって上手く打とうと思えばいろんなことに気をつけるし味は明らかに変わってくる。

しかし、お蕎麦は繋がって出来上がっているというだけでそういった細かいことにも気を使い調度いいやり方を知ってるんだなと見て取れる。その熟練度合をかっこいいと思ってたのかもしれない。
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