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ていれとつくろい、終了しました。
ブログは記録として残しています。

#35 どこまで作ろうか


今日はビスコッティというイタリアの堅焼きビスケットを作った。コーヒーに合うし前から好きだったビスコッティ。でも作るのは初めてで、作りながらこんな風にして作るのかといろんな工程で感心した。そもそも材料からして知らなかった。水分は卵だけというのは驚きだったが、あのサクサク感を考えると納得する。大きな塊を20分ほど焼いてすこし固まってから、切って成形するという工程も知らなかったので、なるほどこういう形の整え方があるのかと感心しながらやっていた。

焼く工程が始まって少し落ち着くと、疑問がわきあがってきた。「どこまでは作ろうとするのだろう?」例えば、ビスコッティを作ると言っても、材料は全て買ってきたもので、小麦の栽培なんてしない。そして電気のオーブンで焼いている。釜を作り、火をおこそうなんて思ってない。
材料を買ってきてお菓子を作ったり料理をするのは好きだからやる。時間をかけて作ることや、誰かと一緒に食べるのは楽しい。小麦を育てたり、バターを作るために牛を育てたりということはそこまで長い時間をかけてやりたくはないんだなと思った。たからそういうものは買って済ます。でも、次の工程に一歩進めるかもしれないと考えることは大事だなと思った。

例えばバターなら、ノンホモジナイズドの牛乳を買ってきて作るくらいなら割りと簡単にできる。それがとても美味しいかもしれないし楽しいことかもしれない。
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